水稲生産指導の取組み
ケイ酸資材の追肥・深水管理 いもち病・カメムシ防除 仕上げの水管理 適期収穫
乾燥・調製のポイント 異品種混入(コンタミ)の防止 生産工程管理(「北海道米あんしんネット」GAP)
ケイ酸資材の追肥・深水管理(6〜7月)
茎の中で穂が作られる「幼穂形成期(ようすいけいせいき)」の約1週間後に「ケイ酸資材の追肥」を行うと、病害虫(葉鞘褐変病褐変穂いもち病など)に対する抵抗性の向上、受光態勢(葉の直立など)の改善、耐倒伏性の向上などにより、収量・品質のアップに有効に作用します。また、北海道の稲作は冷害との戦いであり、「幼穂形成期」になってからの半月の期間を「冷害危険期間」と言われています。概ね7月上旬〜下旬までが該当し、稲の穂が茎の中を上がって来る時期の気温に注意しなければなりません。そのため、低温対策として、気温より高い水温を利用して、茎の中の稲穂が守られる深さまで、田んぼに水を張る「深水管理」が重要となるのです。
ケイ酸追肥 深水管理
ケイ酸資材(ケイカル、ミネカル、ケイカリンなど)を幼穂形成期から1週間後に10a当たり20kg以上で追肥。
ケイ酸によって葉が直立し光合成能力が向上。
イネ体内のデンプン量が増加し耐冷性が上がる。
ケイ酸資材の追肥による不稔軽減効果
幼穂形成期がきたら10日間、水深10cm。これによって花粉となる細胞数を確保。
幼穂の長さに合わせてさらに深水(最終的には20cm)。これによって花粉となる細胞の退化、発育不全を防止。
水の取り入れは気温と灌漑水温の差が小さい夜間から早朝に行う。
資料、写真提供:社団法人 北海道米麦改良協会

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